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萩切り子ガラスについて
「萩切り子ガラス」のルーツは、江戸や大坂から職人集団を招聘しており、「江戸切り子」の系統です。当時、6、8、12、16面カットがほとんどの中で、萩においては割り付けの難しい10面カットが大量に出現します。このデザインは遠く北欧のスウェーデンで1860年に意匠登録されており、当時ヨーロッパで最も流行したものです。ガラスもオランダ貿易を通して直ちに日本にも伝わり、当時、長崎に出入りし舎密学(化学)を習得していた長州藩通詞・中嶋治平が殖産振興のためにはガラスが必要であることに気づき、直ちに萩に持ち帰り、複製をしていったものと思われます。 10面カットの「萩切り子ガラス」は山口県内以外では松江、横田、米子、金沢、小樽で存在を確認しています。当時、日本海側にはガラスの生産地が無かったために、いずれも北前船のルートで各地に販売され長州藩の外貨獲得に寄与したものと思われます。 今後、日本海側の北前船寄港地での更なる発見を期待しています。 萩切り子ガラス24の基本模様 切り子ガラス商品のご紹介
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