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山口県萩市【萩ガラス工房】
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中嶋治平の生家
萩市浜崎町


中嶋治平の墓
萩市北古萩町浄国寺
1823年 (文政6年)
萩市浜崎新丁に朝鮮通詞 中嶋正貞の長男として誕生する。
1840年 (天保11年・18歳)
9月:萩にて青木周弼の蘭学塾で蘭語を学ぶ。
1851年 (嘉永4年・30才)
1月:萩藩円山派絵師森寛斉から画技を推賞される。またこの時期和歌を好む。
1853年 (嘉永6年・32才)
6月:浦賀にペーリー引いる米艦来る。
父正貞天下の形勢の変ずると知り報效を図るため、息子治平に外国の学術を究めて国家の用に供せしむ様に指示する。
1856年 (安政3年・34才)
秋:私費で長崎へ行き、蘭人ハルデス、ポンペに師事し、英語・蘭語・医学・理化学・冶金学を学ぶ。
1858年 (安政5年・36才)
6月:コレラ予防法を長州藩に急報する。
10月:その功績により、官費伝習生となり、士藉に列せられる。
1859年 (安政6年・37才)
春:長崎奉行所の命により綿羊の増殖・羊毛の染織法(黒染・紅染)、色抜法、羅紗織法、等の調査依頼を受け洋書を翻訳し、その実験をして結果を録上する。

7月:萩に帰国。
10月:藩主・毛利敬親に製鐡・綿羊の飼育・製茶・ガラス・陣中兵糧パン製造の必要性を建白する。

※ 吉田松陰刑死する。
1860年 (万延元年・38才)
1月:治平に英語を師事した北条源蔵が幕使に従い米国へ赴く。
5月:萩市江向の南園(現・萩自動車学校)内にガラス製造所を設置。
6月:鉄工局の開設と分析術の利用法について建白する。
8月:硝子製造諸見合役、分析試験御用掛りに任じられる。
藩主より硝子製造のための原石採掘についての御沙汰が出る。
切り子硝子職人を江戸から西宮留次郎およびその弟子の大坂者長蔵等を招聘する。

10月:薩摩の集成館へ出張し、反射炉・水車機・硝石・ガラス等の製造所を視察。その後、長崎に渡り、小型模型蒸気機関車を購入して帰り、藩主・敬親に献上した。

11月北条源蔵が米国より萩に帰国する。
この年、写真術の蘭書を翻訳。→「ホトガラヒーの説」、長州藩写真の祖小野為八、山本伝兵衛等を教育する。
1861年 (文久元年・39才)
3月:薩摩藩と硝子器の交易が始まる。
4月:萩城内で蒸気機関車「興丸号」を運転。
5月:長井雅楽、公武合体策を上奏するため萩硝子器を献上して内諾に成功する。

8月:藩主・敬親は、天皇の中秋観月御宴用として、萩硝子器猪口15客、杯台1客、鉢3客、小皿20客を進献した。

9月:軍事優先の為に舎密学の研究は硝子製造のみに縮小命令が出る。
1862年 (文久2年・40才)
3月:殖産振興・硝子の改良研究・鉱物資源の調査・鯨油の利用・硝石火薬の研究等の必要性について建白書を提出する。

4月:山口代官所の依頼により西洋染方を紺屋数十人に教授。
夏:村田蔵六(大村益次郎)が藩主から霰文様の酒盃を拝領する。
1863年 (文久3年・41才)
3月:理学・舎密学の振興、硝子製造の技術革新について藩政府に4度目の建白書を提出し舎密局の開設を嘆願する。

5月:攘夷開戦。
6月:馬関砲台報復戦。アメリカ艦に撃沈された長州藩唯一の軍艦「壬戊丸」450トンの引き揚げ・浮上に成功する。この功績により、一代限りの足軽の士分階級に任じられる。
1864年 (元治元年・42才)
1月:硝子製造方・鉱属詮議御用掛りに任命される。村田蔵六(大村益次郎)・北条源蔵を伴って藩内の鉱区調査を開始する。

5月:川上村亀ヶ瀬に製鉄場設置命令が出る。
7月:蛤御門の変。
8月:四ヶ国連合艦隊下関攻撃。
11月:第一次長州征伐が始まる。
1865年 (慶応元年・43才 )
4月:第二次長州征伐命令が出る。
7月:藩命により通貨を分析して金銀分析表を所帯方に納めた。
11月:藩主敬親が硝子粉砕水車場を視察する。好生堂(医学所)分析場御用掛を命じられ理化学に関する一切の事務を引き受ける。
1866年 (慶応2年・44才 )
1月:21日、薩長連合成立。
2月:8日、舎密局の設立命令が出て、その総裁に任命される。身柄一代無給通として下級武士待遇となる。

4月:1日、硝子製造所が失火により全焼。
6月:幕府との四境戦争が始まる。ピストル玉を改良・製造。
12月:28日萩・浜崎新丁の自宅で病死(享年44才)。

森寛斎について画も学んでおり、多才な科学者であった。
墓は浄国寺(萩市北古萩町)にある。
備考
毛利敬親  1819〜1871
吉田松陰  1830〜1859
高杉晋作  1839〜1867
参考文献
毛利家文庫(山口県文書館蔵)
大正12年 安藤紀一著 中島聿徳伝より抜粋(萩市立図書館蔵)
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